いつもそばに

鷲見 弘道

「独りなんかじゃないよ」

ある国を旅していたときに、その国の中学生から聞いた言葉。
彼は実家から学校までが遠いため、寮生活をしていたが、
父親は小さいときに亡くなり、故郷では母親と妹が暮らしている。

「家族が僕を思ってくれてる気持ちは常に感じているし、
何よりお父さんがいつも見守ってくれているから、
辛いときや苦しいときも勇気をもらえるんだ」

あなたにも、きっといるはず。
あなたのことを思ってくれる誰かが。
あなたのことを見守ってくれる存在が。