2009年10月15日(木)
吉田 健一 心のセイフティーネットが見当たらない時代です。 長く先の見えない夜を うつむきながらひとり彷徨うよりも ふと、夜空の月を見上げるが如く足をとめてみませんか。 すべてを洩らさず照らしてくださる仏の慈悲が あな […]
2009年10月1日(木)
前田 宥全 大きな欅の木だって 冬になれば葉っぱを落として休んでいる 渡り鳥も 休みながら飛んで行く 私たち人間も たまには重い荷物をおろして 心を休めることがあってもいい ※喫茶去(きっさこ) とは 「ようこそ来られま […]
2009年9月15日(火)
藤尾 聡允 長い人生には 時として闇夜の道を歩まなければならないこともあります。 そんな時は決して焦らず 自分の足元をしっかり見つめながら 一歩ずつ進んで行きましょう。 ふと夜空を見上げると、いつも慈しみの光で足元を照 […]
2009年9月1日(火)
島田 絵加 たまにお寺に来る男の子、 髪は金色ズボンはズルズル、返事は「ウン」。 でもその子が出入りをする扉は、 一度も開けっ放しだったことがない。 ありがとうと声をかけると、ぼそっと 「ばあちゃんが、きちんと扉を閉める […]
2009年8月15日(土)
中下 大樹 仏教用語で「求不得苦(ぐふとくく)」という言葉があります。 人は求めているものが得られない時に苦しみます。 物質的なものばかりではなく、人間関係においてもそれは同様。 他者に対して「当てにしない・期待しない・ […]
2009年8月1日(土)
前田 宥全 わたしは 泣き虫 弱虫 でも泣き虫だから 人の思いに気付くことができる 悲しみが伝わる 弱虫だから失敗しないように、たくさん準備する 人間の欠点って 恥じるものでなく 活かすもの そう思うと楽しくなる 楽にな […]
2009年7月15日(水)
柳川 眞諦 私たちはつながっている。 木と大地と水と空と太陽と宇宙と・・・ この中の一つが欠けても、私は存在しない。 私の一呼吸は宇宙からの贈り物。 木は大量の酸素を放出している。 「私はひとりぼっち」なんて誰が言ったの […]
2009年7月1日(水)
前田 宥全 他人の行いによって生じる功徳は その人のものであって自分のものでは無い 自分の苦労 努力は いずれ功徳となって必ず自分に返ってきます
2009年6月15日(月)
藤尾 聡允 毎年お盆の時期になると、お墓の前で愛する人とお話している方の姿が増えてきます。 大好きだった故人との心の中での深い会話、古くから続く季節の風景ですね。 迎え火の日はたくさんの参拝者で賑わいます。 「和尚さん、 […]
2009年6月1日(月)
小川 有閑 お寺の化粧室には、スリッパがたくさんあります。 法要のお客さんが帰られた後、スリッパが気になります。 脱ぎっぱなしだったら、ちょっと寂しくなります。 きれいに並べてあると、とても嬉しくなります。 次の人のこと […]