2018年1月15日(月)
戸田 由美 緩和病棟にいる、その先生は、いつも微笑んでいる。 最期の時間を過ごす患者さんを笑顔で見送りたいという。 悲しみ、やり切れなさで辛くなった時、 先生は、海を眺めて心を落ち着けているという。 笑顔の下では、心が揺 […]
2018年1月1日(月)
西郊 良俊 どうしようもなく苦しい時に、 ほとけさまにおすがりしました。 ほとけさまは何もこたえてくれません。 苛立って、あろうことか、 ほとけさまに喧嘩を売りました。 それでも何もこたえてくれません。 そんな不埒な私を […]
2017年12月15日(金)
紺野 舜介 「強くならなくてはいけない」のですか。 何を求めて強く在る 獅子の子が、獅子になることを 強くなったとは言いません。 それは成長したというのです。 多くの事に気づき、自身の中でそれが生きている。 だから歩く力 […]
2017年12月1日(金)
大原 千心 無理して笑ったあと、 元気なふりをしたあと、 「大丈夫?」ときかれて平気なふりをしたあと、 自分だけが知っている。わたしの心が疲れていることを。 どうか、たっぷりとねぎらってあげてください。 今日も本当によく […]
2017年11月15日(水)
山崎 絵加 お釈迦さまは、さとりをこのように喩たとえました。 「100年間暗かった部屋を明るく照らすのに、 同じ100年はかかりません」 今日これから、明日、来月、何が起きるか、 誰も知りません。 今諦めてしまいたいほど […]
2017年11月1日(水)
井上 由真 私の人生に大きな影響を与えた父 二人の祖母 親友……… 今は亡き彼らをふと感じることがある それらはささやかな感覚であったり 強いエネルギーを持っていたり たとえどのような別れであったとしても みほとけとなら […]
2017年10月15日(日)
谷 信介 鏡の光は、自ら光るのではなく、 光を反射して周りを照らします。 闇は暗くて不安なもの。 そこに光が当たれば明るくなります。 私も鏡のように仏様の光を受けて、 その光をありのまま周りに 照らしていきたい。 苦しむ […]
2017年10月1日(日)
吉田 尚英 命日が近づくと、あなたを思い出す。 もっと優しくすればよかったと後悔したり、 楽しい思い出を残してくれたと感謝したりする。 命日が近づくと、心が揺れてしまう。 だからあなたの好きだったものをお供えして、 今で […]
2017年9月15日(金)
増田 俊康 お彼岸の「彼岸」とは、彼(か)の岸(きし)、 迷いの川の向こう岸のことです。 自分の立っている、悩み多き此(こちら)の岸(きし)から、 向こう岸へとあこがれを持つことは大切です。 しかし、向こう岸から見れば、 […]
2017年9月1日(金)
色摩 真了 「自分らしくない」なんて言って、 あなたは自分を「らしさ」の檻に 閉じ込めていませんか。 刻一刻と変わり続けているあなたは、 「らしく」あろうがなかろうが、 いつだって「あなた自身」。 「らしさ」なんて投げ捨 […]