辛さをキャッチボール

和田 隆恩

あなたは
その辛さが
永遠に続くものとお思いでしょう。

でも私は
そういう辛さが
薄らいでいった方々を知っています。

その方々は
自分の辛さを聴いてもらったり
他の人の辛さを聴いたりしていました。

他の人とキャッチボールすると
辛さって薄まるんですね。

私も
辛くなったら
誰かに聴いてもらっています。