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(2018年1月1日更新)

私にとってのほとけさま
西郊 良俊

私にとってのほとけさま
        どうしようもなく苦しい時に、
        ほとけさまにおすがりしました。

        ほとけさまは何もこたえてくれません。

        苛立って、あろうことか、
        ほとけさまに喧嘩を売りました。

        それでも何もこたえてくれません。

        そんな不埒な私を今でもほとけさまは黙って見守ってくれています。
        いかなる時も見守ってくれている。それが私にとってのほとけさまです。


(2018年1月15日更新)

ゆっくり、ゆっくり
戸田 由美

緩和病棟にいる、その先生は、いつも微笑んでいる。
最期の時間を過ごす患者さんを笑顔で見送りたいという。

悲しみ、やり切れなさで辛くなった時、
先生は、海を眺めて心を落ち着けているという。
ゆっくり、ゆっくり
笑顔の下では、心が揺れ動いていたんだね。

私も、海を見て心を落ち着けたら、
笑顔を身につけられるだろうか。

◇◇


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